海洋写真家による灯台の入門書
小学校高学年向きの説明とは裏腹に、大人が楽しむことのできる灯台の入門書。写真はフィリップ・プリソン、何よりも美しいデザインの本です写真集・本の解説
世界で一番有名な海洋フォトグラファー、フィリッププリソンによる、子供向けの灯台の本です。8歳から12歳向けとして、灯台の歴史や役割、船と航海と灯台の原理、そしてプリソンによる世界中の灯台の写真が載せられています。一応、子供向けとうたわれていますが、ことさら簡単な文章で書かれたものでもなく、子供と一緒に読んで、大人も楽しむことができますし、本のデザインが美しくちょっと飾っておくにも面白いかもしれません。
写真家・著者・編者について
フィリップ・プリソンは1947年、フランス・ロワール地方のボーズ・ソローニュ地区に生まれ、間もなく一家はブリターニュ地方の小さな港町Trinite-sur-Mer(Trinity on sea)へ移りました。父親のポール・プリソンがヨットクラブを主宰した影響を受け、7歳の頃から420クラス、505クラスのディンギーでセーリングの虜になり、同時に祖母からは写真を薦められカメラの手ほどきを受けたといいます。誰よりも海を愛する心と、ヘリコプターにあっては操縦士がギブアップするまで、高速パワーボートにあっては転覆も恐れず、命がけで撮影されるリアルでダイナミック、そして奥行きのある写真は人の心を捉えてやまず、1991年にはフランス海軍のオフィシャルフォトグラファーに指名され、彼の写真の集大成ともいえる写真集"La Mar"(The Sea)は世界12ケ国語に翻訳され出版され、そこに写し出された人と海との営みに世界中の人々が慟哭しました。
息子Guillaume-ギローム・プリソンも写真家の道を選び父親とは一味違う審美性に富む写真で高い評価を得る中、2000年には子供のときから慣れ親しむTrinite-sur-Merにギャラリー・ブティックを構える世界的に著名な海洋写真家です。
彼の代表的な写真集としては"The Sea"以外にも日めくりのように365枚の写真をフューチャーした"The Sea Day by Day"(日本のお台場、横須賀の砂浜も取り上げられています) 、子供向けに灯台の役割を説明した"Lighthouse"、息子ギロームとの協働による"Lighthouse of Europe"、史上最大の客船クィーンメリー2世の建造から処女航海までを撮った"QM2"などがあります。
本 写真集の仕様・概要
書名 : Lighthouses ライトハウス体裁 : ハードカバー、78ページ、260mm X 320mm、英語
著者 : Philip Plisson フィリップ・プリソン(写真)
出版 : Abrams Books for Young Readers 2005年
ISBN : 0810959585
現地参考価格(本体表示価格) : $18.95(USA)














