海 ポスター : 客船の復刻ポスター ”French Line SS France”
戦前のノルマンデーのように、フランスが国の威信を賭けて建造した客船”フランス”のイラスト復刻ポスターですポスターの解説
スピード、デザイン、サービス・・・様々な評価を総合的にみて、史上最高の客船といわれるのは、1935年就航、フランスのノルマンディです。ノルマンディはイタリアのレックスからブルーリボン(大西洋横断最速の客船の称号)を奪取、英国キュナードのクィーンメリーにブルーリボンを奪われますが、2度取り返し、都合3度、ブルーリボンライナーに輝きました。しかし、1939年、ニューヨークの88番桟橋に係留、そのまま第二次世界大戦の勃発で帰国できず、翌1940年、戦時輸送船への改装中に失火、放水のためにあえなく転覆、そのままスクラップにされてしまいます。大戦後、ノルマンディを失ったフレンチラインに限らず、大西洋航路はクィーンメリーとクィーンエリザベスを失わなかったキュナードに敵うものはなく、やがて客船の黄金時代は終わりを告げます。1959年、ド・ゴール将軍が栄光政策を叫び大統領就任、そして計画されたのが大西洋航路での栄光を取り戻さんとするG19計画です。端的にいえば、ノルマンディを再び建造しようとするものでした。全長はノルマンディより僅かに長く315m(客船としては今日まで最も長い全長)ファンネルが2本になったこと以外は、ほぼノルマンディと同じ設計でした。1962年に就航したG19は”フランス”と命名され最初ののニューヨーク航で31ノットを記録、戦前のクィーンメリーの記録を見事に超えますが、ブルーリボンという意味では1952年、軍隊輸送を目的に軍艦の機関を積んで34ノット台の高速を記録したユナイテッドステーツには及びませんでした。”フランス”の評判は上々で、観光シーズンには満船になりましたが、航空機に奪われたビジネス客を取り戻すことは出来ず、国策会社であったフレンチラインへの多額の補助金で”フランス”の運行赤字を埋める構図はついに好転することなく、1979年ノルウェーのクルーズ会社に売却、現在はボイラーの半分を降ろし17ノットで快適に走るクルーズ客船”ノルウェー”として健在です。このポスターは、1962年の就航に際して雑誌広告として使用するために描かれた”フランス”の原画と思われるもののリプリントです。フレーム入りポスターの仕様
作品名 :SS France フレンチライン・客船フランス作者名 :R.Bouvard R.ブールヴァール
製作年 :1960's
出版元 :Coltions Clouet
印刷国 :France
額縁・マット : 黒パール 40mm、レッドマット、前面1.5mm厚クリアーガラス
額縁サイズ : 800mm x 620mm
作品サイズ : 600mm x 290mm (マット抜きサイズ)
ポスターのフレーム(額縁)詳細
ポスターの作者について
R.ブールヴァールの詳しいプロフィールは不明ですが、1960年代にフレンチラインのためにカレンダーや雑誌広告のために絵を描いています、中には”フランス”の就航記念(乗船記念?)の販促物のデザインなども手がけています。彼の手による、60年代のフレンチラインのカレンダーなどはニュヨーク、クリスティーズのオークションにもかけられています。ポスター 詳細
※著作権保護のため透かしを入れていますが、実際のポスターには入っていません

















