海 : ヨットの写真ポスター ビーケン・オブ・カウズ "Endeavour 1935"
2007年に来日して話題になっていたエンデバー。エンデバーの戦前の写真は少なく、このポスターも貴重な一枚。まして撮影は、英国の名門、あのビーケン・オブ・カウズと来れば・・・あまりに話が出来すぎでいる一枚です。ポスターの解説
紅茶王トーマス・リプトン卿の30年以上に渡ったアメリカズカップへの挑戦は、1931年、リプトン卿の他界で幕を閉じます。その遺志を継いだのは英国の航空業界の礎を築いた人物、トーマス・ソプゥイス卿でした。自らエンジニアでもあったオーナーである卿の知見であるところの航空力学を巧みに取り入れ、チャールズ・E・ニコルソンの設計により1934年、アメリカズカップに挑戦したのが英国艇Endeavor=エンデバーでした。最初の2レースは勝ちましたが、第3レースで反則すれすれのレースをしたニューヨークヨットクラブのRainbow=レインボーは4-2でカップを防衛しました。しかし、エンデバーの戦いぶりはフェアプレーとして絶賛を浴び、当時、最速のヨットという評判は後を絶たなかったそうです。エンデバーは、その後決して幸せとはいえない時間を過ごしましたが、1989年にレストアされ往年の雄姿を取り戻し、1999年には英国のヨットの聖地ワイト島にて、現存する2艇のJ-Classヨット、ヴェルシェーダ、シャムロック5と戦い65年振りのJ-Classヨットのレースは大きな感動を呼びました。2007年、横浜ベイサイドマリーナのゲストバースには謎の巨大なヨットの姿がありました。エンデバーです。J-Class艇、史上初めての来日で大変話題になったことは記憶に新しいところです。エンデバーは、地球規模で見ると、今でも最も感心を持たれているヨットのひとつで、2008年には、某IT企業の創業者がレプリカを建造させることで再び大きな話題になりそうです。フレーム入りポスターの仕様
作品名 :Endeavour 1935 エンデバー1935作者名 :Beken of Cowes ビーケン・オブ・カウズ
製作年 :1935
出版元 :G-Nautic
印刷国 :U.K.
額縁・マット : マホガニー色カマボコ 12mm、ライトブラウングレーマット、前面1.5mm厚クリアーガラス
額縁サイズ : 525mm x 410mm
作品サイズ : 440mm x 190mm (マット抜きサイズ)
ポスターのフレーム(額縁)詳細
ポスターの作者について
Beken of Cows・・・神話的に語られるこの名前は、英国ワイト島の町、ヨットレースの聖地カウズに本拠を持つビーケン家の通称です。本業は薬屋だったアルフレッド・ビーケンが、窓の外のソレント海峡を行く船やヨットの写真を撮り始めたのはまだガラス版によって写真が撮影されていた1888年のことです。やがて、薬屋の片隅で販売していた写真は評判を呼び、ヨットに乗るために訪れる王族の目にも止まるようになりました。とうとうアルフレッドは一眼レフもない時代に、揺れるパワーボートを漕ぎ出し、ヨットレースの写真を撮るようになりました。こうして始まったビーケン家の写真は海を渡ってアメリカでの撮影にも至り、息子のキース(2007年2月、92歳で永眠)、孫のケネスの3代に渡って撮られ、その質・量ともヨットの写真コレクションの最高峰のひとつとして知られています。ポスター 詳細
※著作権保護のため透かしを入れていますが、実際のポスターには入っていません
















