海 ポスター : Jクラスヨット、エンデバーのデッキの光景
結果的に戦前のアメリカズカップ最強の挑戦者といえるエンデバーのトライアルでのデッキ上のワンシーンを写したポスターです。今日のニューポート沖の海は良い風が吹いているようですポスターの解説
1934年、ニューポート沖の海でアメリカズカップに挑戦したのは、J-Classヨットの中でも名艇の呼び声の高いチャールズ・E・ニコルソン設計の英国艇Endeavor=エンデバーでした。最初の2レースは勝ちましたが、第3レースで反則すれすれのレースをしたニューヨークヨットクラブのRainbow=レインボーは4-2でカップを防衛しました。しかし、エンデバーの戦いぶりはフェアプレーとして絶賛を浴び、当時、最速のヨットという評判は後を絶たなかったそうです。エンデバーは、その後決して幸せとはいえない時間を過ごしましたが、1989年にレストアされ往年の雄姿を取り戻し、1999年には英国のヨットの聖地ワイト島にて、現存する2艇のJ-Classヨット、ヴェルシェーダ、シャムロック5と戦い65年振りのJ-Classヨットのレースは大きな感動を呼びました。"The leeward rail is a favorite place to sit on a boat...This crewman seems to be in a pesive mood as ....."(写真集"An America's Cup Treasury"より)エンデバーのデッキ上の写真のポスターです。フレーム入りポスターの仕様
作品名 :Endeavor's Turn エンデバーズ・ターン作者名 :Edwin Levick エドウィン・レビック
製作年 :1934
出版元 :Unwrapped Collection
印刷国 :U.S.A.
額縁・マット : 白カマボコ 12mm、濃紺暗灰色マット、前面1.5mm厚クリアーガラス
額縁サイズ : 395mm x 305mm
作品サイズ : 250mm x 195mm (マット抜きサイズ)
ポスターのフレーム(額縁)詳細
ポスターの作者について
エドウィン・レヴィックは1869年、ロンドンに生まれ、1899年アメリカへ渡り、ニューヨークをベースとする海の写真で成功してゆきます。レヴィックはニューヨークヨットクラブのオフィシャルフォトグラファーとして、アメリカズカップなどセーリングスポーツの写真を撮り、1928年にはアメリカ写真家ブルーリボン賞を受賞、アメリカ屈指のマリタイムフォトグラファーとなりますが、頂点を極めた翌年、心臓発作でこの世を去ります。レヴィックの仕事は第二次大戦勃発前まで妻と息子たちが引き継ぎ、アメリカズカップのJボート時代終焉まで、そのダイナミックな構図を引き継いだ彼のスタジオのカメラマンたちによりレビックのクレジットで撮影されました。その後、戦争の混乱で彼の写真は行方不明となり、1960年代になって、ニューヨーク市庁の倉庫に眠っていた43000枚に上る写真が発見され、ヴァージニア州のマリナーズ・ミュージアムに保存・管理されることになります。因みに、1930年のアメリカズカップからは、レヴィックの下で働き独立していたモーリス・ローゼンフェルドもその撮影に参加、ローゼンフェルド家は3人の息子たちを加え1970年代まで海の写真を撮り続けました。レビックの写真はマリナーズ・ミュージアムの管理の下で出版されますが、書籍としては1893年から1937年までのアメリカズカップを記録した写真集"An America's Cup Treasury"が出版されるのみで、重版の予定が定かでなく、ヨットセーラーたちにとってはビッグボートの華やかかりし日々に思いを馳せることのできる貴重な本となっています。ポスター 詳細
※著作権保護のため透かしを入れていますが、実際のポスターには入っていません















