05/11 先生と呼ばれるほどの馬鹿でなし

まだ少し先の話ではあるが、横須賀学の会と横須賀市生涯学習センターの企画になる”横須賀の海を楽しむ”、全4回の生涯学習講座最終回、7月30日の大トリで講師を務めさせていただくことになった。横須賀学の会は、昨年8月の店長日記にもあらましを記したが、この第一回研究の船の観察というテーマは活動として継続されており、観音崎での船の観察会も恒例行事となっているし、この延長で生涯学習センターでの講座開催となったものだ。生涯学習センターのホームページで掲載されている題名は”横須賀の海を楽しむ”となっているが、これは企画時点でまだ講師もテーマも完全には固まっていなかったためにそうなっており、今週から市内で配布される案内チラシでは内容が具体的になっている。35名のみの募集だが早々にいくらかの申し込みが入っているそうなので6月7日締め切りではあるものの受講ご希望の方は申し込みを急がれたい。

さて、最終回の講座では、当店のお客様でもある斎藤さんが前半、そして僕が大トリの大役をいただいた訳だが、まだ前半の斎藤さんとの講義の連携など細部の内容は決めていないが・・・本来生涯学習というのは乳児からお年寄りまで、人の一生に渡るものなのだが、その良し悪しは別として、どうしてもリタイアされた方々の参加が多い。今回の講座も平日開催とあって、結果的には大先輩方々をお相手に話すことになるのではないかと思う。そうなると・・・僕が海外に出かけるようになった頃には、すでに航空機時代だったから、実は太平洋を船で渡る機会なんかハナッからなかった。しかし大先輩諸氏は夢を背負って船に乗った世代かもしれないのである。当然「太平洋航路の客船は・・・」なんて偉そうに知った振りしてやろうものなら、「何言っとるか若輩者が!」と一喝されやしまいかと・・・。現に、世間は広いもので、たまに店にお立ち寄りくださるKさんのように、APLの客船でパーサーを勤められ、1953年、皇太子殿下(今上天皇)のエリザベス女王戴冠式出席のためのプレジデントクリーブランド御乗船の際にお世話を勤めたお話をお聞かせいただく方などもおられるのだ。

ただ、そこまで本職の方ならば、わざわざ講座をお受けになることもなかろう。いずれにせよ、横須賀がテーマなのであんまりアチラの話で看板に偽りがあっても困るから、先般、横須賀沖を行ったクイーンメリー2の話を鍵にしたいと考えてはいる。クイーンメリー2は来年も来日することが決まっているし、あの船が他のどんな”豪華客船”とも違う存在であることを理解すると、必然、客船史を全部遡ることになるからだ。聴衆相手に喋るのはかれこれ7〜8年振りのこと。どんな方々が受講されるかもわからないし、「先生と呼ばれるほどの馬鹿はなし」と詠った川柳もあること・・・中身の話は気張ったとしても、ひとつ万事控えめに、あんまり頑張って、せいぜい声帯ポリープが元気にならないようにするとしよう。(2009,5,11)

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