トップページのイメージ写真
トップページのイメージ写真を変えた。ネットショップ開店以来、初めてのイメージ変更である。この以前のトップページのイメージ写真を見て、「おお、オーシャンノートっていうのは、こんなロケーションのところにあるのか・・・」なんて思われては、本当は宜しくないのであって、当店は横須賀中央駅から歩いて5分、しっかり街中の商店街にあり、いかにイメージ写真とはいえ少々気が引けなくもなかったことは事実。なのに、この写真を使っていたのは単純に僕が大好きな場所だからだったのだ。海に向かって開く扉のロゴマークはフォトショップを駆使して合成でいれたもの。さて、ここは何処・・・?
これは、久里浜港から三浦海岸に向かって走り、トンネルを越えて海沿いの道に出てすぐ、野比海岸の東端近くにあったCompass Point=コンパスポイントという喫茶店の入り口の写真なのである。僕が石神井公園のアパートから横須賀に引越したのは平成2年のこと、今やそれまでに暮らした中野新橋、新中野、石神井公園、どこよりも横須賀住まいが長くなったが、その引越したばかりの20年前、通りがかりに見つけたCompass Pointに入ってコーヒーをいただいたが、どこか鄙びた野比海岸が気に入ったこともあり、以後この店には随分と足を運ぶ事になった。ところが、足を運ぶうちに「この店、どこかで見たことがあるなぁ」と思うようになった。考えることしばらく、テレビドラマ”季節はずれの海岸物語”で主人公の圭介=片岡鶴太郎さんがオーナーの喫茶店"QUE"がこのCompass Pointだったのである。
”季節はずれの海岸物語”は、今日でもDVD化の要望が強いドラマなのだが、聞くところによれば、劇中に使われた松任谷由美さんやサザンの曲の著作権問題、出演していた可愛かずみさん、古尾谷雅人さんの自殺、田代まさしさんの不祥事などが原因でDVD化されることはないといわれる。全14回の全てを見たわけでもないが、この現代版寅さん的な人情劇は率直に楽しく、なんと言ってもシーンのロケーションが良かったので大変お気に入りだった。僕が見始めた頃には、もうすでに喫茶店"QUE"はCompass Pointになっていたが、初期では違う店がロケに使用されていたそうだ。見た方ならお分かりの通り、海辺のシーンは殆ど鵠沼、西浜、七里が浜あたり、一時、熱烈なファンの間では「喫茶店"QUE"はどこだ」というのがちょっとした謎となっていて、西は茅ヶ崎あたりから東は秋谷あたりまで調べた人も居たそうだが、さすが三浦海岸を越えて野比とは当時誰にも想像がつかなかったらしい。当時はインターネットもなかったから例えわかっても情報が伝わらない。
今では”喫茶店”なんて半ば死語のようなものだが、高校から学生時代は喫茶店を開くのは僕のひとつの夢で、研究のため?雰囲気の良い店には迷わず入ってみたものだった。東京の街中のカフェバーなんていう業態も刺激的だったが、自分の店の理想形は・・・まさにCompass Pointだった。そのCompass Point、残念ながら2-3年前に閉店して、今は別のオーナーが飲食店をやっている。当時、詳しくはお聞きしなかった(季節はずれの海岸物語の話は少しした憶えがある)が、ご主人はマリン関係のお仕事、奥様が喫茶店をやっているようにお見受けした。造成地の土台ガレージ部分にご主人のマリン関連の資材、階段上がって母屋一階が喫茶店、二回にはお住まいのご様子だったが、ご夫妻はどうされたのだろう・・・あの奥様の美味しいケーキをまたいただきたいものである。(2009,8,23)
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