10/13 カツオのタタキ

アート・ポスター・横須賀産カツオのタタキ:店長日記の写真:ポスター販売・Ocean-Note

昨日の朝食は・・・カツオのタタキである。(笑)

先日のワカシに味をしめたのか、また突然実父がオーシャンノートに現れてソウダガツオとサバを置いていってくれた。横須賀に住んで20年、この季節前後、釣り公園でワカシやらタチウオが釣れるのは知っていたが(ちなみに、この2年ほどアオリイカが結構上がるようだ。これは単に今まで誰も釣れると思ってなかったのが実は居るんだとわかったということだ。昔、アオリを釣るのに三崎まで行っていたのは何だったんだ?それも墨の跡を見る限り・・・結構デカそうなのだ)ソウダガツオが回ってくるのは知らなんだ。最も、数年に一度東京湾奥でサンマが釣れたりするのだから・・・ホントに海ってえのは面白い。

ちょっと考えたが、どうせやるなら・・・と30年振りくらいにタタキを造った。カツオの下ろしかたは少し変わっているのだが、(頭を落としたら、尾を持って縦にして背の固い部分を削ってやらなきゃいけない)、そこは昔取った杵柄で、手際よく・・・三枚に下ろして真ん中の血合いと骨をとって上身と腹身に分けたら、ガスレンジで炙って、氷水・・・ネギやらショウガは子供達がダメだからそのままである。ソウダガツオをバカにする向きも多いが、鮮度を天秤にかければここまで美味なカツオもなかなか無い。何せ、釣って数時間のものだ。(白身は釣ってすぐは美味しくないが青魚は新しいものほど美味しい)今日のはマルソウダだったがヒラソウダならカツオより美味しいと言われる。余りに子供達が喜ぶので、今日はサバも造ってしまった。ただ、これはアニサキスが怖いので、冷凍庫行き。家庭の冷凍庫では-16から-17度あたりだろうから、念の為48時間以上凍らしてから食べることとする。サバのお造り・・・これは初めてなので楽しみだ。

30年振りのカツオのタタキ・・・こんなにやらなかったのには訳がある。実は16歳の時にカツオのタタキと造っていて左手の薬指に数針縫う怪我をしたのだ。先端を役3mmくらいスライスしたのだ。そもそも音楽家になろうとしてた割りにきちんと音楽を勉強したことはなくて、教育熱心な両親によって、ある日突然ピアノを習いに行かされるハメになった僕は、結局全く興味を持つ事ができず、恥ずかしながら約1年かかって赤のバイエルを終えることができず、とうとう「他のお子さんに悪い影響が出るので・・・」との理由で、ヤマハ音楽教室を放校されてしまう。先生も、「少したったら興味が出るかもしれません。ギターでもやってみたら・・・」と一応のフォローをしてくれたが、中学にあがると拓郎や陽水にすっかりはまった僕はやがてアコースティックギターを買う。今は世の中民主的だが、当時の小野寺家は封建的で、ギターをやるのに何故か父の許可が要った。(苦笑)で、条件は「ヤマハ音楽教室で習うこと」だった。リターンマッチよろしく、今度は優等生だ。(爆笑)先頭を切って、次々と新しい課題をこなす。半年が過ぎ、いよいよ一段と難しくなるころに薬指の怪我。そのままヤマハは止めてしまった。

カツオのタタキを食べる度に思い出すのは、怪我だが・・・別に音楽家になれなかったのは、カツオの所為でも怪我の所為でもない。ひ・と・え・に・・・ルックス・・・と思っている。無念だ。(2009,10,13)

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