02/19 流木磨き

流木:店長日記の写真:ポスター販売・Ocean-Note

このひと月というもの、お店やウェブそっちのけ?で流木磨きにはまっている。こんなことは年に何度もないのだろうが、1月7日に西風が吹いた。館山で貨物船が座礁したので憶えている方も多いだろう。その翌週に某三浦半島西海岸に行ったら、大量の流木が・・・特につる性の藤のような木がたくさんあったのが印象的だったのだが、これが面白い。枝が分かれるところは、人のお尻のようになる。で、まるで踊っている女性のお尻のようなものから全長20センチ余りのオブジェを作った。これは4歳の長女が流木を砂浜に挿したことからアイデアをもらった。無造作に挿した砂浜の流木の美しいこと・・・。僕は盆栽を少しかじったので、長女の挿した流木から、「よし、流木の盆栽を作ってやろう!」と思いついたのだ。流木はそのままでは美しくないから、磨く磨く磨く・・・こいつを鉢に見立てたぐい呑みに固定して最後に砂を敷く・・・和風にしたくなかったので、あくまでかつてのモダンデザインとの関わりから得たセンスでまとめた。簡単なところも難しいところもあってここまでは良かった。これがきっかけで、昔拾った堅木と思われる(柿かローズウッドと思う)流木をフラワーベース(花器)に仕立てたらこれが大変。水を張るために、試験管を木の中に埋めるのだが、18mmのホールソーの刃を買ってきてハンドドリルで・・・4時間かかりました。表面は10時間ほどかけて磨く磨く磨く。最後は800番の水研ぎ。これも何とか造ったが、前出のつる性の木の大きいもの、全長70センチ余りのものを照明器具にするのには苦戦した。木の知識は多少あるつもりだが、こいつを植木鉢に固定するのにウェイトにもなるのでセメントを使った。セメントの知識はゼロだったので・・・照明の埋め込みのため型抜きのために入れたエンビ管が抜けなくて泣いて(結局、ノミでエンビを割りました)、次にモルタルの膨張で植木鉢が割れて・・・。くじけそうになったところ、思わず愚痴で電話したミネルバ(日本一の家具モデラー宮本茂紀の家具製作会社)の阿部工場長さんから励まされて、やっと立ち直って5日掛りで完成。(この間、店舗にいらしたお客様何人に愚痴ったことか。この場を借りてお詫び申し上げます)

かいつまんでの奮戦記だが、それ以外にも結構、様になるくらいの量にはなってきたような。これも、昨年いろいろ作品を持ち込んでくださるアーティストさんのお陰である。大変、刺激を受けている。そういえば、昨日は吹きガラスをやっているという女性も来店された。今度はガラス???

いずれにせよ、両立?はなかなか大変で、職人スピリットの真っ最中になると、この日記の更新にしてもおぼつかない。今日は桜の流木をオイルまみれになって磨いていたし・・・(秘伝の?オイル研ぎというものにも挑戦している)流木をやっている人と語り合いたい今日この頃である。(2007,2,19)

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