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ワカメ

昨日は定休日。先週吹いた西風に流木の漂着を期待して、いつもの三浦半島某西海岸に行く。残念ながら流木は全然無くて、やっぱり良いことではないが海難事故が起きるくらいの風じゃあないとダメなんだなあ、と実感。(春一番との報道だったので、南だったかなあ、と思ったり)

めげても仕方ない、穏やかな引き潮だったので解禁前だが、漂着したワカメを拾う。ワカメは漁業権が放棄されていないので、海中のものをとるのはご法度、あくまで漂着した残り物(浜に挙がったものも貴重な生業なのだから)を食べる分だけ拾うのが許される範囲と思う。昨年、これに味をしめたのだが、刺身ワカメって何だ?とタカをくくっていたら大間違い。鮮度抜群のワカメを茹でたてで食べると、別の食べ物である。やり方は簡単で、葉の部分を切り取り、熱湯にくぐらせ水で冷やす。山葵醤油で刺身わかめ、そのまま椀に盛り味噌汁を注げば味噌汁である。茎は茹でてお好みに細かく切って、刺身でもよし、ゴマデレッシングなどで和えても良い。

ついでに、ナガニシというホラ貝の一種も拾う。城ヶ島の磯料理屋かななにがで、料理するのを見た記憶があったのだ。僕は都会っ子だったから、どんなになりきっても、子供の頃過ごした伊豆の網代で、やっぱり地元の子供たちと同じにはなれなかった。でも、子供達は横須賀生れのスカっ子だし、やっぱりいろいろな経験をさせたいもの。要はサザエと同じ、殻を割って刺身にするだけ。この殻を割るのが、子供たちには残酷なようで・・・しかし出来た刺身には「美味しい!!」を連発。残酷さも美味しさに吹き飛んでしまうようだ。味は素晴らしい。サザエほどワイルドではなく、アワビほど上品ではない、といったもの。ちょうど良い磯の香りである。

まあ、海は何も無くても何かあるものである。(2007,2,22)

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