02/24 Libretto ff1100V 復活

Libretto ff1100V:店長日記の写真:ポスター販売・Ocean-Note

クイーンメリー2、日本寄港の余韻はまだ冷めない。追っかけクルーズのお客様提供商品調達を協力させていただいたトライアングル社のご紹介で見えるお客様もちらほらあるのでついついその話題が多くなるし、特にウェブで販売していない店頭販売のみのDVDは皆様大変喜んでくださる。

さて、僕は、シスアドの資格(すでに制度は改変されたそうな)は持っているものの、どちらかと言えばメカには弱い方なのだが、今月は女房が手伝っている教会の子育て支援の伝手で元小学校長のH先生のパソコン買い替え指南役をさせていただいた。H先生のPCは数年前に落雷でLANボードが壊れてPCカードからネットにつないでいる状態で、このままではいつダウンするかわからないので買い換えたいとのこと。なるほど、その影響かいままで見た中でも桁外れに遅いPCで、起動までに5分以上、IE8がつながるのに10分くらいかかる。その時に判断できれば良かったが、これはLANボードからこっちもイカれていると思わざるを得なかった。新しいWindows7機が届き、これがまた国産家電メーカーのPCだったので例によって不要なアプリを削除し、新規にウィルス除けのルーターを噛ませてLANをつなぎOSをアップデートしてHDDの掃除、メール設定をして作業は順調に3時間弱で終わった。(我ながら丁寧な作業だ。プロバイダや量販店の設定屋さんを呼んだってこんなにはやってくれんだろう)で、古いXPのマシンを預かって帰って翌日早速メンテだ。リカバリすれば手っとり早いが、どこまで雷にやられているかわかずリカバリが不安なのでいわゆる軽量化をはかる。常駐アプリと不要なアプリを削除。少し良くなった。メールのアカウント停止してOEも停止。ドキュメントは不要とのことで削除。2つあったログインアカウントも管理者のみにする。無論作業ごとにクリーンアップ再起動、デフラグの繰り返しだ。結局丸一日掛かりで・・・起動65秒、IE8でYahooトップページ表示まで25秒・・・見事、普通のXPに蘇った。雷はLANボードを壊しただけのようでは・・・ある。

そんな風に、他人様のPCのお世話をしていたら、店内の映像デモをもっと充実させたくなった。最初に書いたが、店でしか見られないマル秘DVDは、そんな怪しいモノほど内容が素晴らしくあるものだが、それこそ店だけでは流していないと存在さえゼロになってしまう。ショーウィンドウにポータブルDVDプレイヤーに見切りをつけて買ったMebius、入り口から一塁ベースあたりに仕事のバックアップマシーンでもある旧メインマシンのDell、三塁ベースには中古の富士通を新しく買った。モニタ付きで5000円ちょっとだったが新品同様のXPマシン、メモリが256Mだけど映像のデモには充分だ。僕は元々、映画などにも興味の薄い人間なのだが、こう正面、右、左と映像が流れていると不思議なもので店内中央のショーケースが鎮座する二塁ベースあたりが寂く感じる。ショーケースは450mm角くらいで大きなものは置けない・・・ついに12月30日に大往生したLibretto ff1100vの復活に挑戦することにした。

12月30日のLibrettoの大往生は、素人判断ではHDDのクラッシュと思えた。HDDの破損はそうそう劇的に音がでるものではないが、LibrettoにはFDDも他のドライブもないので、”ギャーギイッー”という音はHDDのクラッシュからしか出ようがないからだ。早速、HDDの調達を調査、2.5インチ、9.5ミリ厚(オリジナルは8.9mmだが手に入らない)の東芝製HDDである。40G、80Gに換装する方法もあったがオリジナルの6.4Gでは寂しいので安いこともあり10Gにした。別にLinuxを入れるわけでもなく、ドキュメント類をそこに保存する必要もないのだ。平行してHDD換装後のリカバリを調べる。何せウィルクハーンからこのマシンを引き取った時、マニュアルもなかったし、リカバリして個人で買い取って引き取るために、リカバリディスクも外付けの東芝CDDも自分で秋葉原で買ったのだ。(今から6年ほど前で10000円くらい掛かった記憶がある、Libretto自体、20数万円もするスーパーマシンだったから大した金額ではないかもしれないが・・・)Librettoは普通にはリカバリしにくいマシンで知られていて、調べるのに苦労したが、DOS起動で純正のCDDをBIOSで起動する方法をネットの書き込みで見つけたので助かった。純正のCDDならばBIOSでCDDからリカバリできるのである。(F2 KeyとかではなくC Keyを押しながら電源を入れるのである)

準備が整えば・・・バラす!僕は父が電気屋さんをやっていたわりにメカは苦手で、未だに電気を触ればビリビリするといった程度の知識しかない。中学の頃、友達から借りたラジオを勝手に改造してアンテナを付けたとき言われたのは”壊し屋”・・・これじゃ電気屋さんを継げなかったわけである。老眼に鞭打ってLibrettoをバラす。Librettoは一応HDD換装のハードルが高い機種だそうである。キーボードを持ち上げフレキシケーブルを慎重に外し、裏のネジ外せばモニターケーブルを抜いてモニターが外れる。モデムを外してマザーボードをケースから抜き出す。あとはマザーボードにHDDを固定しているネジを外せばHDDがマウントごと外れる。交換して組み立てはその逆だ。バラすのに1時間、組み立てに30分・・・意外に簡単だ。リカバリも問題なし、かつてはLANカードのドライバをインストールするのに苦戦した覚えがあったが、CDDはドライバ無しで動くことを知ったのでネットワークの設定も楽勝、XPでネットワーク設定用のディスク(実際にはスマートメディアという、昔のデジカメに使われたメディアを利用、このメディアのスロットがあるのはこの機種だけだろう)を作って完了。自分で言うのも何だが、器用なもんである!(笑)

Libretto ff1100vをバラして気づいたのはメモリが増設されていたこと。以前に始終チェックしていなかったが標準64Mのものが128Mに増設されている。本体自体、当時の実売価格が20万前後、メモリは64Mが標準だが上限の128Mにするには64Mの専用増設メモリが要る。こいつが・・・驚くなかれ定価80000円である!今時、増設メモリなんざ1Gでも5000円だ。このマシンを買ってもらった当時、ウィルクハーンの営業席は狭くて、2人の営業マンには普通のデスクがあったが、僕は管理職だから半分のデスクで良いことにして700角の小さいデスクで仕事をしていた。社員全員にPCを買うことになった時、今は某大手文具メーカーで広告宣伝をやってるPC調達担当になったM君に要求したのは「ちっちゃなPCでいい」ということだった。当時、会社の収益がどんな状況だったが忘れたが、PCオンチだった僕のために4万も5万もする増設メモリをM君が付けてくれたこと、今更ながら彼の真面目で誠実な人柄には頭が下がる。僕は自分にも他人にもそうだが、何かをやるならば結果はどうあれ精一杯やらねば気がすまない。でなければ、最初からやらねば良いのだ。M君には、僕も若気の至りで、時に厳しすぎる接しかたになったと反省もしているが、彼と二人で成しえた様々な結果には今でも満足している。そのことは僕と彼にしかわからないことだ。そんな昔の一生懸命・・・そんなかけらが思い出のLibrettoに垣間見えた。(泣)  (2010,2,24)

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