09/10 額装のオーダー

額装のオーダー:店長日記の写真:ポスター販売・Ocean-Note

”店舗”という営業形態から”事務所=事業所”という営業形態になって来客はゼロに近くなるのだろうと思っていたが、意外にもウェブ経由での御来客ペースはあまり変わらない。閉店した上町の店は行列のできる店なんていうのは夢のまた夢で、お客といえば親しいお客さんがほとんどで止まり木、はたまたタマリ場と化していたに過ぎなかったから事業としての効率は飛躍的にアップしているということになる(笑)

「今、堀ノ内の駅なんですけど・・・」驚いたねえ・・・その時、事務所にいた娘たち共々・・・「どうしよう、お客さん来るって!」・・・何せその時は引っ越したばかりで片付いていない。とりあえず、PCの仮セッティングが終わって、娘たちが座っていられる場所を確保した程度の進捗だったのだ。

横浜からお越しになったアサカワさんは、ポストカード連装のアートポスター商品をご覧になって実物の風合いを見たくて来社された。結局、カンカンガクガク、僕の仕事の仕方をお話したりして、いよいよ商品選びになると決まらない。「でも、小野寺さんのやり方だったら、ワタシ、自分でカードや写真を調達でし持ってきてもイイワヨネ?」とおっしゃる。オーシャンノートの商品は、良くも悪くも僕のキャラとセンスによるコンプリートのオリジナル額装商品で、あくまで画材屋さんであるつもりはないから大歓迎ではないけれど(気に染まないものを持ちこまれたらノラないから出来ない、ワガママなのである)、アサカワさんと話をしていると結構意気投合したこともあり御引き受けした。一週間後、お持ちになったカード類はなかなかのもので(バックアップに回ったものもある。そうやって組み合わせて出来るものである)ご覧のように仕上げさせていただいた。

また数日後、持ち込みだ。今度は当社のセンセイ、税理士のスズキさん。横浜でジュジュ・タケシさんのポストカードを売っていたとかでこいつを額装してくれとおっしゃる。無論、こちらは互いの趣味も気心も知れた間柄だからお断るするわけもない。それに、たまにネットで見かけることはあったが、ジュジュ・タケシさんの絵も気に入ってしまった。印刷も綺麗だ。早速、マットをオーダーして仕上げた。

アサカワさんは「ウェブでも額装オーダー受けますって書かなきゃダメよ」とおっしゃる。でも、その道はその道のエキスパートがいるわけだし・・・僕はワガママだからもし気に染まないものを持ちこまれたらとてもできない。新宿に iタワーという高層ビルがある。インターオフィス在職中の話だが、ここのオープンテラスに某建築家がフィリップ・スタルクの椅子を提案してくれた。当時インターオフィスが輸入していた商品だ。建築の設計ヘッドだった日本設計の担当者から相談を受けた僕は「スタルクのこの椅子は雨が降ると座面に水が溜まるからダメですよ。XXXのXXXを使った方が良いでしょう」と逆提案した。すると、某建築家は H社長に電話を掛けてきた。「折角、俺がアンタのところの商品を提案したのに顔をつぶされた」とカンカンだそうで、えらい剣幕で H社長が営業室へ来て「誰だァッツーーー」と来た。僕は涼しい顔で挙手して、淡々とスタルクを止めた方が良いことを説明した。大クレームになることが明白だからだ。(今だから白状するが・・・実はスタルクのデザインが好きじゃないことも理由だった)

今も昔も気に染まない仕事ができないタイプなのだ、僕は・・・(苦笑、2010,9,10)

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