11/02 来る者・・・往く者

ジョギングストローラー:店長日記の写真:ポスター販売・Ocean-Note

長女、次女と二人に渡って大切に使ったベビーカーを手放すことになった。勿論、この二年ばかりは用済みになってセレナの後ろに畳んで積みっぱなしなっていたのだが・・・愛着があるので処分に躊躇していた。出来れば知己の方に貰って使ってもらいたいものと思っていたところ、女房の姪っ子に赤ちゃんが生まれるので貰ってもらうことになった。合わせて次女が使っていたタカタのチャイルドシートも・・・

長女が生まれた頃、クルマはプリメーラワゴンに乗っていて、ドイツ車ともフランス車ともつかない落ち着いたデザインにほれ込んでいた。190馬力は今では大したもんではないが、オーテック仕様で車高低くサイドスカートが効き目のあるクルマで、横横でリミッターが効くまで飛ばしても路面に吸いつくように走る具合の宜しいクルマだった。しかし、その車高の低さは赤ん坊連れには厳しいところがあって、赤ん坊たる長女を抱いて乗せるたびに長女のアタマをドアの上の屋根にゴンッ!とぶつけてしまう。(痛かったろう・・・御免) 毎度こんなことやってておバカさんになってはイケナイと協議して車高充分のワンボックス、セレナに買い換えた。

どうも、僕は誰もがフツウにやってることに逡巡するところがあって・・・街中でベビーカーを使ってるのを見ていてあまり乗り心地が良さそうには見えなかったので、何とか抱っことおんぶで子供を育てられないかと思っていた。フツーのベビーカーのタイヤは固いのでプリーメーラの時の頭ゴンッ! と同様、脳ミソがどうかなっては可哀想だと思っていたのだ。(ちなみに、横須賀米軍基地司令官だったデッカー大佐の回想録を読むと、日本のお母さんが子供をおんぶして走り回り子供の頭がガクンガクン揺れるのを見て、大丈夫なんだろうか?と日本国の行く末を心配したそうだ。アメリカにはおんぶといおう習慣はないらしい) しかし、子育ては大変でとても抱っこだけで赤ん坊と出かけるのが難しく協議の結果ベビーカーを買った。今はもう売ってないようだが愛知のミズタニというメーカーのもので、所謂、ジョギングストローラーの模倣品である。これは大層大活躍したもので、相当に険しい海岸の水際や観音崎あたりのちょっとした山道でもびくともせず(もっとも女房と二人でベビーカーごと持ち上げて行くこともしばしば、無茶したものである)魔法のベビーカーだった。

いよいよ、次の使い手に渡す・・・隅々まで洗ってタイヤの抜けた空気を入れる。前輪の空気が抜ける??? 虫ゴムだ。結局、後輪の虫ゴムも交換して日光消毒して・・・アラッ?一旦折り畳んで伸ばそうとすると上手く行かない。説明書を読むと・・・フムフム折り畳み可動部にCRC556・・・か。こうして散々使い込んだ道具を譲り渡すために手入れしてるといろいろなシーンを思い出す。そして、また生まれ出づる命が思い出を紡ぐのだ・・・来る者・・・

私事ながら、11月3日・4日の両日、臨時休業させていただきます。去る10月31日、義父が永眠いたしました。どうか、天に召されるすべての命が安らかに、生まれ出づるすべての命に幸多かれと祈るばかりです  (2010,11,2)

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