海月・・・クラゲ

明けやすき 夜を磯による 海月哉 与謝蕪村
おとついのこと、新聞を読んでいたら”四季”というコラムにこんな俳句が載っていた。”海月”の字とクラゲの写真がきれいで目が留まった。以下前文を引用する。
夏の夜はたちまち明ける。その薄ら明かりの波間をふわふわと漂う海月。夜釣りの帰りにでも見てきたように詠んでいるが、蕪村のこと、もちろん想像上の句だろう。明け白む夏の夜に、ほの白い半透明の海月を連想したのに違いない。(読売新聞、長谷川櫂)
で、蕪村を調べたらこんな句も出てくる。
憂きことを 海月に語る 海鼠哉 黒柳召波
召波とは、蕪村の弟子だった俳人だそうだ。思わず自分が海鼠で、女房の顔が海月に見えてくる・・・この日本語のあて字というか何と言うか、久しぶりに美しい漢字だなあと感心することしきり。海月と書いてクラゲ。因みに、僕のPCは買ってきたままだけど、”くらげ”と入力すると、ちゃんと変換の候補に”海月”は出てくる。(2007,5,29)
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