05/24 47億年

横浜20120524:店長日記の写真:ポスター販売・Ocean-Note

先週末は横浜散歩。3月末の時の逆コース、石川町・元町、山下公園・氷川丸、郵船博物館、関内の半日コース。子連れの散歩には丁度良いし、横浜は旧いものがいろいろと残っているから退屈しない。上まで登ったことがなかった港の見える丘公園のフランス山も初めて登った。郵船博物館は盛況らしかった模型展が終わって、”収蔵品展・船旅への思い”という展示になっていたけれど、橋口五葉の美人画ポスター(カレンダー版)の本物が飾ってあったり、浅間丸のお宝映像(NHKで放映された無声のカラー以外では初めて動く浅間丸を見た。ハンフリー・ボガードのAcross the Pacificというプロパガンダ映画の舞台が浅間丸らしいのだがこちらはまだ入手できず)、氷川丸の最後の太平洋横断の映像などが見れたり、僕にとってはむしろ”つなぎ”のような今回の展示は生唾モノであった。こうしたものに触れるとたった50年や100年前のことながら歴史の重みを実感する。

時の重みといえば・・・そんなものは泡沫の夢と思える良いお話を聞いた。この頃、ブラウザを立ち上げないで済むreikoを使ってインターネットラジオを聞いているが、今朝はニッポン放送で京大大学院教授、地球科学研究者の鎌田浩毅さんという方がゲストで、地球というスケールでモノを考えれば、人間の営みなど取るに足らぬものと思わされるお話を聞いた。

地球が誕生して47億年だそうだ。で、地球の寿命は100億年であと50億年もすれば太陽に飲み込まれてしまうのだそうだ。富士山・・・おおよそ10万年前から噴火して1万年前ほどからちょっとお休みしているだけだと言う・・・今は休火山などといういう言い方は無くなったそうで、たかだか人類が存在してる600万年ほどお休みしているから云々というのは地球科学的には僭越だと言う訳だ。

ところが、こうして何億年やら何百万年やら言われてもピンと来ない。そこで鎌田先生がおっしゃったことが面白く、はたと膝を叩いてしまった次第。「年を円に置き換えてお金にして考えると判り易いんですよ!」  なるほど!!! 確かに、100億年の寿命の地球であと半分の50億年の寿命があって、富士山はわずか10万年前から噴火して出来た山・・・こいつを円に置き換えれば、あと50億円もの使いきれないお金があって、10万円ほど使って旅行をしたところで・・・となれば感覚的にはピッタリ。したがって、80年ほどの寿命を全うしてもたった80円ほどの人生・・・ある意味淋しくもあるが・・・

たかだかそれだけの人生ならば・・・ひょんなことから石原裕次郎さんの”我が人生に悔いなし”

たったひとつの星をたよりに
はるばる遠くへ来たものだ
長かろうと短かろうと我が人生に悔いはない(2012,5,24)

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