10/31 柿2012

柿2012:店長日記の写真:ポスター販売・Ocean-Note

週末は法事で平将門が政庁を構えたことで知られる岩井まで行く。レタスの名産地で横須賀のスーパーでも”うまかっぺレタス”として出回っている。法事は弓田のぽっくり不動で知られるお寺で、将門の政庁からちょっと北のあたりである。

ちょっと都会を離れればどこでもそうだろうが、岩井も柿が多い。お邪魔した家内の親戚宅にも、一杯実のついた柿の木がある。以前にも書いたが(古っ! 2007年の店長日記) 柿には目がない。好きだ。 僕は、牛肉食べるなら豚肉といった程度の嗜好はあるものの(だから当家では焼き肉屋さんに行ったことがないし、すき焼きは10年で一回しかやったことがない 笑 ちなみに小豆だけはダメで大福を食べるとお腹が痛くなる)、好き嫌いはないし食べられないものは無いけれど、果物一般は自分から食べることはない。面倒だし、今時の果物は甘すぎて気味悪い・・・例外は梨と柿だけである。

サザエさんでは相も変わらずカツオ君が柿を人ン家の庭から失敬する話があるけれど、僕は子供の頃から今に至るまで好きなわりには柿を失敬したことがない。その理由は単純で「柿というのは本来渋柿で、どれも採っても食べられない」と言われてきたせいだ。父は山形庄内地方の生まれで、なるほど庄内柿というやつは採ってもそのままでは渋柿で、ヘタに焼酎か何かをチョンチョンとやってしばらくしてからでないと食べられない。不思議である。じゃあ、その辺で渋い柿を採ったら同じかどうか・・・いろんな人に尋ねたが未だ結論を得ない。柿のことに詳しい人と言葉を交わす機会も無く、結局その辺の柿を失敬したことがないという訳だ。

岩井の庭の柿は次郎柿、と由緒正しき品種で、これは最初から甘いものである。昨年はここん家の方が豪快に柿を叩きおとすので目を白黒させるばかりだった。今年は竹竿の先を割ってこいつで実のついた枝の元部分をはさんで棒を回して枝を折って採るという正調田舎流の採りかたで一時柿採りを楽しんだ。増分と熟れたのはスプーンですくって頂き硬いのは皮をむいて・・・美味である。

柿を見ればこの故事 ”桃栗三年、柿八年” 

それならいいのだけれど、続句がいろいろあって 「桃栗三年、柿八年、梅はすいすい十三年、ゆずは大馬鹿十八年、リンゴにこにこ二十五年、女房の不作は六十年、亭主の不作はこれまた一生」 は傑作かもしれない。刹那的でいいじゃない(笑) (2012,10,31) 

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