03/04 梅 「思いのまま」

梅 「思いのまま」:店長日記・アートポスター販売・Ocean-Note

桜より・・・梅の花が好きである。別にどちらが良いとか悪いとか言うほどのものでもなく、梅が宜しい。いかにも春めいて咲き誇る桜より、まだ寒い中で楚々と咲く梅は良い。 あちこちに海の花が咲き始めているが、毎年楽しませていただいているのが、ご近所の庭の「思いのまま」である。こいつは八重の咲き分けだ。近頃、お正月用の海の盆栽もどきの苗やら寄せ植えでは、なかなかの強者もあって、一本の台木に白い梅と赤い梅の枝の両方を接ぎ木してるものがあって、初めて見た時は赤白ならぬ、目を白黒させたものである。多分、前年に接いで売っているのだと思うが、無事に何年も経ったらどうなるんだろう?そのまま、赤い花の枝と白い花の枝なんだろうか? 本物の咲き分けは、よく知られるものではこの「思いのまま」と「日月」だ。前者は八重、後者は一重、日本人は結構、八重を好むようで、庭木や盆栽の苗で売られるものも八重が圧倒的に多い。個人的には梅らしく楚々とした風情は一重だと思うのだが。

ウクライナへの進駐でロシアが厳しい立場に立たされているが、先般、ソチオリンピックの開会式にお出かけになった安倍首相は、プーチン大統領と首脳会談を行った。その際、シンゾウがウラジミールに贈り物として持参したのが梅の盆栽。品種は「思いのまま」だった。されもさても、北方領土問題を解決したい安倍首相の思いは伝わっただろうか。「思いのまま」っていうのは「思いのままに咲いてくれる」という意味らしいが、これに引っ掛けて北方領土問題も柔軟に解決したいというメッセージだったことは想像に難くない。しかし、忘れちゃあいけないのは、「思いのまま」ってのは「思いのまま」になるというよりは、梅の方が気まぐれに咲くということであって、人間様の「思いのまま」になるという意味合いは薄い。毎年、どの枝にどんな色の花が咲くかわからんのであって、赤が咲かない年もあれば、絞りの花が出る年もある。ロシア大統領府でも今頃、件の梅盆栽は花をつけていることだろう。どのように咲いたかしらん・・・ウラジミールへのメッセージ、良かったものやら悪かったものやら・・・(笑)(2014,3,4)

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