11/05 戦艦大和特別展 於軍艦三笠

戦艦大和特別展のポスター:店長日記の写真:ポスター販売・Ocean-Note

おとといの朝、店に出勤すると裏の玄関に丸めたポスターが立てかけてあった。横須賀海洋少年団の指導員Mさんが置いていったものだ。開けてみるとご覧のとおり、戦艦大和の特別展のポスターだ。この位置はピースボートのポスターの定位置なのだが、今回のものは剥がれて飛んでいってしまったようで(悪戯かな?)、ちょうど壁も空いていたので、早速、店先に貼らせていただいた。横須賀市制100周年イベントの一環のようだが、会場は記念艦三笠、会期は11月10日から来年1月一杯である。戦争の是非や軍国主義云々にかかわらず出かける価値はありそうだ。

大和という戦艦の存在にまつわる議論はいろいろあろうし、映画屋さんならともかく、戦争美化ということになってもいけないとは思うが、大和にしても会場である記念艦三笠にしても、事実として、日本人がその時代に何を考え、どのように生きて、どのように誤ったか、目をそむけることなくその事実を伝えてゆくことはその時代に生きる者の責任ではないかと思う。三笠という艦は世界三大保存艦のひとつ、他の二艦は英国のビクトリー、米国のコンスティチューションである。いずれも米英両海軍最古の現役艦扱いで敬意を払われている。そもそも日本に海軍は無くなってしまったので、現役云々はともかく、この三笠の保存にも、もう少し熱心であっても良いような気がする。少なくとも今、先進首脳国とやらに名を連ねることができているのも(今や国としての競争力も風前の灯のように写るが)、明治時代にどこの国もなし得なかった急速な近代化、工業化を図りこれに成功したしたことが源流にあり、その国策の一環でやむを得ず外国と衝突を起こした生証人たる価値を持っていると思うのだ。記念艦・・・英国にとってはナポレオンから国を守った艦、米国にとっては独立戦争で自由を勝ち取った艦、三笠に何を見るのだろう?そして大和というフネは一体何だったのだろう?

僕は右傾左傾もなく、極めて普通の思想の持ち主だ。ノンポリ(旧い言い方である、苦笑)と言っても良いくらいだ。ただ、完全なペーパー先生だが、一応社会科の教員免許を持つ身として、中正公立な史観を持っていたいものと思っている。どこの国でも、多かれ少なかれ自国に都合の良い史観を子供たちに教えるものだ。史観が政治問題になってはいけないし、まして国際問題になるのはいかがかと思っている。でも・・・大和のポスターで、いろいろ考えてしまうのは・・・やはり日本人の中にある自虐的史観が僕の中にもあるのかな・・・そんなことを思うと、宇宙戦艦ヤマトっていうのは、やっぱり大したものと思う。(2007,11,5)

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