YouTubeは凄い

もう、一年以上前、拓郎の中島みゆきとの競演を試視できないものかと思い、遅ればせながら見つけたのがYouTube。僕は映像というやつはからっきしで、せいぜいテレビを見てれば満足な人なのだが、近頃は子供ともどもはまって、30年も40年も前に放映されてたアニメを楽しんでいる。自分たちが子供の頃に見てたものを子供達が心底楽しく見てくれるのは、どういったわけか妙に嬉しいものだ。PCでの映像の扱いは難しく、DVDのコピーやらMPEGの編集やら、少し齧ろうとしたものだが、元々、映像に興味がないから上達しなかった。その厄介な映像が何で、ウェブでこんな風に出来るんだろう・・・と調べると、このYouTube、いわゆるフラッシュの技術なのだとか。

興味や知識というものは、何か一点を徹底的に掘り下げると枝葉のように広がる。今の僕にとっては客船だ。そう、入手した一枚のポスターのことを丹念に調べる。すると、中にはオークション市場などでも戦後のポスターとクレジットされているものが、1920年代のものだったという新発見?をしたり、年代的には亡くなっているいるはずの画家の作品とクレジットされるポスターは、実はその息子の作品だった事実を発掘したり、ある種、考古学的な考証をやっていたりする。そうやってポスターから入って、とにかく客船時代の様々なことをもっと調べたくなると・・・いろいろな方向性があるとは思うが、YouTubeで公開されている客船の映像の収集にはまってしまった。それこそお宝映像がざっくざっくなのである。

友達のSさんがレッド・ツェッペリンのDVDを買った時に「動いているジミー・ページを視たのは初めてだったよ・・・」なんて奇妙な感動をしていたものだが、まさに、動いているノルマンディー(1934年就航)、クィーンメリー(1936年就航)、ユナイテッドステーツ(1952年就航)を視れるとは思わなんだ。古いところでは1920年代のモレタニア、ルシタニア、アキタニア、時代が下れば、今年退役のQE2の雄姿、2004年、サウサンプトン港でキュナード旗艦の座を明け渡す儀式かのようなQM2をテイクオーバーする際のQE2のホーン。2006年クィーンメリーが保存されているロングビーチでのQM2とQMの初めての対面とホーン・・・いやぁ・・・一日8時間、次から次へと映像を見まくる。YouTubeは10分までの制限があるのだが、特に8ミリで撮影されたものは、元々が5分程度だし、映画で上映されたニュースクリップや、客船会社のプロモーションビデオなどがほとんどなので10分で十分だ。

そして・・・これまたえらいことに、この映像、ダウンロードできるのである!多種ソフトもリリースされているが、僕は簡単と評判の一種のブラウザともいえるCraving Explorer というのを使っている。このソフト、本当はMPEGに変換してダウンロードできるそうだが、操作が良くわからないし、フラッシュ映像ならPC全画面でも劣化がないし(これが面白い!PCで見た場合、横200ピクセルくらいのMPEG2なんかよりそのあたりが優れている。それでいて、データはDVDなんかのMPEG1なんかより格段に小さいのだ。ちなみに、音声はMP3だ)、ファイルサイズも小さいのでFLV形式のまま保存して視る。このFLVファイル映像の再生はこれまたいろいろあるらしいが、GomPlayerというのを使っている。この10日ほどの成果・・・集めに集め、61クリップ、合計連続再生時間は約4時間に及ぶ。それでいて、ファイルサイズの合計は498MBに過ぎない。それにしても・・・映像を公開してくれている方々は、何の目的で公開しているんだろう?でもお蔭様で、このところ店ではその映像を楽しみ、流しっぱなしにしている。YouTubeのFLVファイルの技術・・・素晴らしいの一言に尽きる。(2008,2,1)

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