05/08 ゴールデンウィークにはご用心

「ゴールデンウィークにご用心」なんていうポスターでも作って販売したいくらいである。

とにかく、ゴールデンウィークというか、この時期は僕にとっては、大変ご用心の時期だ。3日頃から、原因不明の激しい左足筋肉痛に見舞われていたのだが、「いい加減、いい歳だしなあ・・・」とか「自転車通勤だけでは運動不足かな・・・」なんて少々自分を納得させてはみたもののゴールデンウィーク明けの7日、この日は定休日なので午後は子供たちと海にでも・・・と思って次女を迎えに行った幼稚園の庭でどうにも立っているのがやっとになって、ヨタヨタと帰宅したもののそのままダウン。ちょうど幼稚園の園長先生と「お互い歳ですから・・・」なんてやっていたら、喉元過ぎれば何とやらで、すっかり忘れていた悪夢の”小野寺再起不能事件”の再現だとの考えに至った。

時は21年前、プラスに勤務していた頃だ。その頃、僕は輸入家具販売の特命チームに抜擢?されてかなり張り切っていたが、連休前に風邪を引き、すぐに直って連休中は普通に遊びに行ったりしていたのの連休明け、突然両足アキレス腱の激痛に見舞われる。今も昔も医者とは疎遠な人なのだが、歩くことさえままならなくなり耐えられない程なので、先輩に半ば命令されて今は無き音羽のプラス本社裏手の医者に駆け込んだ。医師は血液検査をするなり「小野寺君、これは長くなるよ・・・」と。医師の見立ては膠原病だという。でもどうにも分からないことが多すぎるので、都立駒込病院の感染症外来に行って来いという。会社に戻って担当役員に事情を話すと「そうか・・・まだ若いんだから、しっかり直して出直せばいい・・・」と言う。(ちなみに休職して直せとは言わなんだ。あくまで会社を辞めて治療せよとのニュアンスだ。ああ世間は冷たいものである)とにかく話はかなり悲壮感を帯びてきて、その日は普段40分程でたどりつく当時の住まいであった石神井公園のアパートへ2時間掛かりで帰って、翌日僕は駒込病院に行った。さて、後で知るのだが、この駒込病院の感染症外来、当時はめったなことでは診てもらうことのできないところで、そこに行くと医師が電話で「ああ・・・あのジフテリアの患者さんねぇ・・・」とか、かと思えば怪しい男性がやってきて「先日検査を受けた者ですが・・・」とやっている。そう駒込病院は国内で最も早くエイズ検査を実施した病院のひとつで、原因不明の筋肉痛をエイズの免疫不全と思って社医のようだった会社の裏の医師は僕を駒込病院に行かせたのである。

まあ、結果としては、ウィルスの種類は特定できない(特定するまでもないということらしい)が、ウィルスが扁桃腺あたりを越えて筋肉に炎症を起こしているのだという。「まあ、簡単に言えば風邪だな」ということで一件落着。3日後くらいには復帰するのだが、ゴールデンウィークと言えば、これまた10年ほど前には、コップ3杯ほどの吐血をして、ゴールデンウィーク初日に救急車を呼んで病院に担ぎ込まれたり(これも半年かかって検査したが原因不明、結局鼻血と思われる)と、本当にこの季節はご用心である。ちなみにこの時は、コップ3杯も血を吐いたのだから、絶対入院だろうと思ってパジャマで行ったら、入院させてもらえずにパジャマで電車に乗って帰宅するという笑い話がある。まあ、幸い今回は21年前の経験で、感染症と分かったから対策も万全、昨日の午後ずっと寝て熱も下がったし筋肉痛ももう少しのところまで回復した。しかし、少しばかりの倦怠感は否めず、取引先への英文も冴えがない。ベリープアーである。今日は早く寝よう。とにかく、急に暑くなることと関係するのか・・・この季節はご用心である。ちなみに、対症療法が中心の感染症の治療において、筋肉痛に発展した症状の場合、特効薬はないそうだ。(2008,5,8)

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