05/29 海軍記念日 東郷元帥の旗

海軍記念日・東郷元帥の旗:店長日記の写真:ポスター販売・Ocean-Note

横須賀という場所柄か、個人的にいわゆるミリタリーマニアでも何でもないし、至って中立、標準的な一市民である僕なのだが、オーシャンノートに旧海軍や現役退官問わず海上自衛隊関係の方が出入りしていることも事実、先日はOBの方が、何でも印刷会社にお嬢さんがお勤めなのだとかで、三笠で開催されている東郷元帥展のポスターを持参下さり店先に貼らせていただいている。いつかの大和展ではないが、ポスターを貼るだけ貼って知らぬ存ぜぬでは看板に偽りあり!みたいになってしまうと思い、店を一時間程閉めて、三笠まで出かけてきた。5月27日は海軍記念日、毎年、三笠では式典をやっているそうだが、今年は103年前の日本海海戦の時に三笠に翻っていた東郷元帥の大将旗が披露されるとのことで、展覧会よりはこの旗が掲揚されるとのことで式典を見に行った。

この大将旗、1905年、つまり103年前の日本海海戦を見た本物で、日本海海戦から6年後の1911年、東郷元帥が英国国王ジョージ5世の戴冠式のために渡英した際、若かりし日に留学した船員学校に寄贈していたものだそうで、2006年英国より東郷神社に返還されたものである。さて、そもそも海軍記念日(正確には1945年廃止)とは、1905年日本海海戦(国際的にはBattle of Tsusima=対馬沖海戦)の日を記念して制定されたもので、今日でも方々で式典やイベントが開催されているそうだが、今年はこの大将旗掲揚が目玉で、例年よりひときわ大きな式典だったようである。13時45分から式典開始、あいさつの後、早速東郷大将の大将旗が三笠舷側に披露された。実は本物がメインマストに掲揚される予定だったのだが、さすがに103年前の旗は傷みもあるそうで、13時50分、レプリカの大将旗がすでに満船旗(国際信号機を万国旗にように掲げた装飾、一見ただ並べたように見えるが、これもちゃんと旗の順番が決まっている)でドレスアップした三笠の後部メインマストに掲揚された。式典開始時刻が中途半端だと思っていたのだが、これもちゃんと理由がある。大将旗掲揚の13時50分は日本海海戦で三笠にZ旗が掲げられた時刻なのだそうだ。一説には13時55分とも言われるが、Z旗とは事前に連合艦隊に通達されていた「皇国の興廃此の一戦に在り、各員一層奮励努力せよ」つまり海戦開始の号令だ。式典は蒲谷横須賀市長、米軍横須賀基地司令官ケリー少将のあいさつと続く立派なものであった。戦争を肯定するものではないが、やはり今日、諸問題や矛盾、不満を抱えながらも平和な日本があるのも、先人の努力と尊い犠牲あってのことと改めて感じる次第だ。

さて、ここで蛇足ながら個人的なお詫びを・・・かつて会社勤務のころ、同僚や後輩に”海の日”(以前は7月20日、今は7月第三月曜)が来ると、「海の日って何の日だか知ってる?知らなきゃ休んじゃダメだよ・・・」とか何とか言って、「海軍記念日だよ。このことを5人に伝えなさい。そしてその人にも5人に伝えなさいと言いなさい」とか何とか言ってしまった。猛省しています。海の日は明治天皇が明治丸に乗艦され巡航から横浜に帰着された日です。この場を借りてお詫び申し上げます・・・(2008,5,29)

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