“White Star Line R.M.S.Majestic” ポストカード5種セット（送料無料）
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- ｐ2639・・・マジェスティック、就役当初の頃に描かれたポスター。米国の従軍画家（米陸軍）として活躍したエイルワードによって1922年に描かれたものです。経緯は伝わりませんが、第一次大戦で活躍した画家が、第一次大戦の賠償で英国の手に渡った客船のポスターを描くとは因果を感じさせます。エイルワードは、海洋画家の指向を強め、戦後も活躍しました（William James Aylward, 1875-1956）
- ｐ2640・・・1925年に就役したサザンレイルウェイのＮ15クラス機関車、543号＝King Arthur が描かれたポスター。N15クラス機関車はキングアーサー級機関車として知られますが、そのニックネームをそのまま戴いたのが1925年2月に完成した“543号キングアーサー”で、1961年まで運用されました。サザンレイルウェイは自社の路線地域内にあるサウサンプトンを英国の主要外航船の発着港にするべくターミナルやドックの建設に力を入れました。永年の努力は実り、リバプールよりも至便であったサウサンプトンは英国の玄関口として発展します。珍しい、ホワイトスターとの共同プロモーション、描かれているのは客船マジェスティックです。尚、この図柄はポストカードなどにも転用されます（William Macdowell, 1888-1950）
- ｐ2641・・・1930年頃に描かれたマジェスティックのポスター。作者不詳。マジェスティックは、1935年に（William James Aylward, 1875-1956）
- ｐ2640・・・1925年に就役したサザンレイルウェイのＮ15クラス機関車、543号＝King Arthur が描かれたポスター。N15クラス機関車はキングアーサー級機関車として知られますが、そのニックネームをそのまま戴いたのが1925年2月に完成した“543号キングアーサー”で、1961年まで運用されました。サザンレイルウェイは自社の路線地域内にあるサウサンプトンを英国の主要外航船の発着港にするべくターミナルやドックの建設に力を入れました。永年の努力は実り、リバプールよりも至便であったサウサンプトンは英国の玄関口として発展します。珍しい、ホワイトスターとの共同プロモーション、描かれているのは客船マジェスティックです。尚、この図柄はポストカードなどにも転用されます（William Macdowell, 1888-1950）
- ｐ2875・・・作者不詳。1920年代、ウィンタークルーズのポスター
- ｐ2818・・・英国鉄道史には欠かせない商業画家レスリー・カーによるマジェスティックの入渠を描いたサザンレイルウェイ・サウサンプトンドックのポスター。1934年（Leslie Carr, 1891?-1961）
ハンブルクアメリカラインの経営者、アルベルト・バリーンの理想が結実したのがインペラトール（皇帝）、ファーターラント（祖国）、ビスマルク（ドイツ宰相）の三巨船でした。バリーンは、軍艦のみならず商船に及ぶ英独の建艦競争を憂いており、むやみに速度競争をするよりは平和的な、安全で大きな船を作るべきとの考えを持って、この三巨船を建造しました。バリーンの願いもむなしく第一次大戦は避けられず、ファーターラントは米国参戦後に米国に接収、第三船のビスマルクの完成は見ることなく失意のまま睡眠薬を多量に飲みこの世を去ることになります。戦後、インペラトールはキュナードのベランガリア、ファータラントはユナイテッドステーツラインのリバイアサンとなり、未完成のビスマルクは大戦中にオリンピッククラス三番船・ブリタニックを失ったホワイトスターラインへ賠償で引き渡されることになりました。しかし・・・ホワイトスターラインへ引き渡すために建造を再開して完成した客船は・・・敢えてビスマルクの船名とハンブルクアメリカラインのファンネルカラーを持ったビスマルクでした。ホワイトスターラインへ引き渡されたビスマルクは、当時世界最大の客船としてマジェスティックへ改装され、1923年から14年間、ホワイトスターラインがキュナードと合併した後まで運航されました
○ オーシャンノートオリジナルポストカードについて
当ポストカードは、ヴィンテージポスターの画像データをポストカード用にレイアウトした精密レプリカです。元となるヴィンテージポスターには破れや傷み、退色やヤケがあるものが多く、折れや破れなどの傷み部分は画像修正し、質感を損なわない程度に色相・彩度、明度等を調整し発表当時のポスターの再現につとめています。プリントはオンデマンドアートプリント、通常のデジタルプリントとは違って水ににじまず、実際のポストカードとしても使用できます。
通常の屋内環境で30年から40年以上は鑑賞に堪え得る保存が可能なので、資料収集向けにも適しています
○ ベースペーパーとプリント
紙：0.27ｍｍ厚、特注カットアート紙（参考：官製はがき t=0.22ｍｍ）
寸法：148ｍｍｘ100ｍｍ（裏面に淡グレー色で“POSTCARD”表記、郵便番号枠無し。郵便ハガキとして使用できます）
印刷：オンデマンド、ピグメント（顔料）インク、屋内30年以上保存鑑賞可
ベースペーパーは官製インクジェットはがきより、やや白色度高めです
○ 商品のお届けとお支払いについて
- ポストカードシリーズは、普通郵便もしくは日本郵便クリックポスト（原則ポストカードセットで複数ご注文）にて御宅郵便受け投函でのお届けとなります
- 他の商品も合わせ、合計5000円未満のご購入では、お支払いは銀行振込、ゆうちょ銀振替、クレジットカード決済の3通り、ヤマト運輸代金引換はご利用できません。（システム上、ご購入画面に銀行振込、ゆうちょ銀振替、クレジットカード決済しか表示されません）
- 合計5000円以上のご注文では、お支払いは銀行振込、ゆうちょ銀振替、クレジットカード決済に加え、ヤマト運輸代金引換もご利用できます。324円の代引き手数料が代金に加算されますが、ヤマト運輸宅急便扱いとなります
- 額装アート商品と併せてご購入の場合は、ヤマト運輸宅急便でのお届けとなります
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● ホワイトスターライン・客船マジェスティックのポスター、雑感
第一次大戦後に英国へ引き渡す際にハンブルクアメリカラインのビスマルクとして完成した船を見た英国当局者たちは怒りをあらわにしたと伝わります。バリーンの三巨船のいまひとつ、ファーターラントでは、戦時中の輸送船から米国客船への改装を行う際に、船内に保管されている筈の必要な図面がありませんでした。米国に接収される際に船員が図面を破棄してしまったのです。仕方なく改装を請け負ったウィリアム・ギブス（後に史上最速の客船ユナイテッドステーツを設計する）が、造船所に図面を依頼すると・・・「100万ドルで図面をお譲りする」との返事。怒り心頭のギブスは、200名のスタッフを引き連れファーターラントに乗り込み、2年掛かりで実測し、図面を作りました。国家間は別として・・・造船所や設計に携わるエンジニアたちのプライドが伝わる話です (T.O.)
● ホワイトスターライン・レッドスターライン客船ポストカード INDEX
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納入事例
客船ポスター四方海話
船と港のエッセイ 1
船と港のエッセイ 2
【Maritime Gallery Ocean-Note】
