“Holland America Line S.S.Rotterdam” ポストカード4種セット（送料無料）
上のサムネイル画像のポストカードセットです。サムネイルにポインタを乗せて表示、「拡大表示」クリックで拡大表示されます
- ｐ2868・・・1979年、後のキュナードにも見られる、伝統の大西洋横断航海をクルーズ航海としてアピールするポスター
- ｐ2456・・・1959年のポスター（Eppo Doeve, ?-?）
- ｐ2869・・・1960年代、定期航路時代のポスター
- ｐ2458・・・1984年、ファンション雑誌のヴェニティフェアーとタイアップして催行されたワールドクルーズのポスター
1959年に就役したホーランドアメリカラインの客船ロッテルダムは、紐解けば1937年に就役した客船ニューアムステルダムのランニングメイトだったいわれます。第二次世界大戦によって中止された計画は、20年後になってやっと実現することになります。既に乗船需要の減少は避けられないものと認識されていたため、モノクラスでの使用を念頭に置いた2クラスで建造されました。ボイラールームを大きく後方にずらし、ファンネルを船体後部に移したデザインはユニークで、これによって船体中央に確保された大きな空間は、後の大型クルーズ客船のお手本となってゆくことになります。HALは、1969年に大西洋横断定期航路から撤退、ロッテルダムは改装工事を受けてフルタイムのモノクラスクルーズ客船として運用されました。海運史で見れば、純オーシャンライナーをクルーズ客船へと転用して最も成功した例に挙げられています
○ オーシャンノートオリジナルポストカードについて
当ポストカードは、ヴィンテージポスターの画像データをポストカード用にレイアウトした精密レプリカです。元となるヴィンテージポスターには破れや傷み、退色やヤケがあるものが多く、折れや破れなどの傷み部分は画像修正し、質感を損なわない程度に色相・彩度、明度等を調整し発表当時のポスターの再現につとめています。プリントはオンデマンドアートプリント、通常のデジタルプリントとは違って水ににじまず、実際のポストカードとしても使用できます。
通常の屋内環境で30年から40年以上は鑑賞に堪え得る保存が可能なので、資料収集向けにも適しています
○ ベースペーパーとプリント
紙：0.27ｍｍ厚、特注カットアート紙（参考：官製はがき t=0.22ｍｍ）
寸法：148ｍｍｘ100ｍｍ（裏面に淡グレー色で“POSTCARD”表記、郵便番号枠無し。郵便ハガキとして使用できます）
印刷：オンデマンド、ピグメント（顔料）インク、屋内30年以上保存鑑賞可
ベースペーパーは官製インクジェットはがきより、やや白色度高めです
○ 商品のお届けとお支払いについて
- ポストカードシリーズは、普通郵便もしくは日本郵便クリックポスト（原則ポストカードセットで複数ご注文）にて御宅郵便受け投函でのお届けとなります
- 他の商品も合わせ、合計5000円未満のご購入では、お支払いは銀行振込、ゆうちょ銀振替、クレジットカード決済の3通り、ヤマト運輸代金引換はご利用できません。（システム上、ご購入画面に銀行振込、ゆうちょ銀振替、クレジットカード決済しか表示されません）
- 合計5000円以上のご注文では、お支払いは銀行振込、ゆうちょ銀振替、クレジットカード決済に加え、ヤマト運輸代金引換もご利用できます。324円の代引き手数料が代金に加算されますが、ヤマト運輸宅急便扱いとなります
- 額装アート商品と併せてご購入の場合は、ヤマト運輸宅急便でのお届けとなります
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● ホ－ランドアメリカライン・客船ロッテルダム(1959)のポスター、雑感
経営学の概念の中に残存者利益というものがあります。ロッテルダムは退役する2000年まで、クルーズ客船として人気を博しました。先見の明によって閉鎖的なデザインを採らなかったことも大きな理由ですが、他の船会社が経営悪化の末に手の打ちようもなく定期航路かた撤退したのに対し、比較的早い1969年に思い切ってクルーズ専業に徹したところ、これを継続する強い意志をこの時点で持っていたことによるところが大きいでしょう。キュナードが敵船の「プライド」をいつまでも捨てられなかったのとは対照的だったかもしれません (T.O.)
● 大西洋航路客船(HAL,USL,CPL,RML,NGI)ポストカード INDEX
※ポスター画像をクリックしていただくと詳細ページへ移動します
納入事例
客船ポスター四方海話
船と港のエッセイ 1
船と港のエッセイ 2
【Maritime Gallery Ocean-Note】
