● 1969年 キュナードライン・客船クイーンエリザベス2のカッタウェイ断面図 精密レプリカ額入りジクレーアート
≪Queen Elizabeth 2, The most superb example of the shipbuilders' craft, Daily Telegraph≫
額縁・マットの色をプルダウンにてお選びください
送料無料。お届けはご注文後約7日です。価格にはアートプリントとマット・額縁、全て含まれます
商品名 :1969年 客船クイーンエリザベス2のカッタウェイ断面図 2471XL
作品名 :Queen Elizabeth 2, The most superb example of the shipbuilders' craft, Daily Telegraph
作者名 :Bagley
製作年 :1969
額縁・マット : カマボコ型 12mm t=1.5mmx2枚ダブルマット 前面1.8mm厚UVカットアクリル(クラレ・コモグラス)
額縁とマット色をお選びいただけます
・黒艶消し額縁 X ブラウン/ライトベージュ・ダブルマット
・白ツヤ額縁 X ネイビー/ライトブルー・ダブルマット
額縁サイズ : 560mm x 440mm
作品サイズ : 468mm x 312mm (内側マット抜きサイズ、表側オーバーマット抜きは478 x 322mm)
当商品は伊勢和紙に顔料インクを用いたアートプリントを国産材料で額装したものです。奥行きを持たせる濃淡色二重のダブルマット仕様です。伊勢和紙は伊勢神宮の奉書紙として漉かれ全国の神宮大麻に使用されています。インクジェットに意欲的で、伊勢和紙アート紙は新たな表現材料として世界中のアーティストに使用されています。マーメード紙程度の表面テクスチャーによる風合いが楽しめ、無酸性紙に顔料の組合せはリトグラフやシルクスクリーンに比べ格段の保存性を持ち、数十年単位の鑑賞に耐えます。画像データに傷や劣化の補修、彩度などの可塑修正を施し、テストプリントを繰り返し微調整して仕上げています
● キュナードライン・客船クイーンエリザベス2のカッタウェイ断面図
図鑑、雑誌、専門書・・・様々な紙メディア・書籍などに、歴史上最も多くカッタウェイ断面図が描かれた客船はクイーンエリザベス2ではないでしょうか? すでに1970年代初頭に大洋横断の定期船は他にはなく、客船のみならず”船”という建造物の説明にクイーンエリザベス2のカッタウェイ断面図は最も適していました。
無数にあるクイーンエリザベス2のカッタウェイ断面図で最も初期に描かれ、最も出来が良いと評価されるのが、英高級紙新聞デイリー・テレグラフに掲載されたこのカッタウェイ断面図イラストです。デイリー・テレグラフはブロード版(タブロイドではない全版新聞)なので、見開きで掲載されたこのクイーンエリザベス2のカッタウェイ断面図は相当に大きなイラストでした。ちなみに新聞原版ではカッタウェイ断面図イラストは上部半分で、下部半分には機関とファンネルの透視図と過去の客船とのコンパリジョン(大きさの比較)イラストが描かれており、原版の新聞はロングビーチで保存されているクイーンメリーの船内にも展示されています。
1973年のオイルショック以降、クイーンエリザベス2の運航が経済的に苦しかったこともあったのでしょうが、名のあるオーシャンライナーであればあるべきはずのクイーンエリザベス2のカッタウェイブローシャーはキュナード社からは最後までリリースされませんでした。そのため、このデイリーテレグラフのクイーンエリザベス2のカッタウェイ断面図は多方面で引用されました。ブリッジ後方のペントハウスやレーダードームもない就航時のクイーンエリザベス2の姿が描かれています
・ 雑感
クイーンメリー2にキュナードライン旗艦の座を譲り、オーシャンライナーのたすきは無事に引き継がれましたが、19世紀から続く伝統という意味ではクイーンエリザベス2が最後のオーシャンライナーだったかもしれません。高速と航洋性から生まれた低い船体は現代のクルーズ客船とは趣が違いスマートです。もはや大時代的かもしれませんが、伝統と言えば何より等級が厳格に分けられた船内で、このクイーンエリザベス2のカッタウェイ断面図からも雰囲気が伝わってきます。初代のクイーンエリザベスというよりは、むしろキュナードラインのライバルだった客船ノルマンディーと似たシルエットを持つ最後のオーシャンライナー、就航時の姿が伝わるクイーンエリザベス2のカッタウェイ断面図です (T.O.)
【Maritime Gallery Ocean-Note】
● ジグレーアートプリント・客船のカッタウェイ・断面図XL INDEX
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納入事例
客船ポスター四方海話
船と港のエッセイ 1
船と港のエッセイ 2
【Maritime Gallery Ocean-Note】