● 2003年 客船クイーンメリー2と自由の女神の写真 額入りジクレーアート
≪QM2, Passing the Liberty≫
額縁・マットの色をプルダウンにてお選びください
送料無料。お届けはご注文後約7日です。価格にはアートプリントとマット・額縁、全て含まれます
撮影者 :anonymous
撮影年 :2003
額縁・マット : カマボコ型 12mm t=1.5mmx2枚ダブルマット 前面1.8mm厚UVカットアクリル(クラレ・コモグラス)
額縁とマット色をお選びいただけます
・黒艶消し額縁 X ブラウン/ライトベージュ・ダブルマット
・白ツヤ額縁 X ネイビー/ライトブルー・ダブルマット
額縁サイズ : 525mm x 410mm
作品サイズ : 407mm x 272mm (内側マット抜きサイズ、表側オーバーマット抜きは417 x 282mm)
当商品は伊勢和紙に顔料インクを用いたアートプリントを国産材料で額装したものです。奥行きを持たせる濃淡色二重のダブルマット仕様です。伊勢和紙は伊勢神宮の奉書紙として漉かれ全国の神宮大麻に使用されています。インクジェットに意欲的で、伊勢和紙アート紙は新たな表現材料として世界中の写真家やアーティストに使用されています。マーメード紙程度の表面テクスチャーによる風合いが楽しめ、無酸性紙に顔料の組合せは銀塩写真とは比較にならない耐光性を持ち数十年単位の鑑賞に耐えます。写真データに傷や劣化の補修、コントラストなどの可塑修正を施し、テストプリントを繰り返し微調整して仕上げています
● 2003年 客船クイーンメリー2と自由の女神の写真アートプリント
アメリカ独立100周年を記念してフランスのフリーメーソンからアメリカのフリーメーソンに贈られたのが自由の女神像です。その目的のみで贈られたものではありませんでしたが、1886年にリバティアイランドにて工事が完了した時には、右手に掲げる松明部分は灯台として灯火がともされました。その為に自由の女神はニューヨーク港の埠頭へのアプローチとなるアッパーニューヨーク湾ニュージャージ寄りのリバティ島から丁度アッパーニューヨーク湾・アンブローズ水路の出口を向いて立ってます。残念ながら松明の灯台は入港の際に雲を照らし具合が悪いために灯火が中止されましたが、光っていなくともアメリカを目指した移民の心の灯台として、まさにアメリカへの入り口を示す灯台の役割を果たしました。
ニューヨークを目指して入ってきた外航客船は自由の女神を超えるとマンハッタン島南端でハドソン川側に舵を切ってマンハッタンの埠頭に向かいました。出港時はその逆になります。2006年、ブルックリン側にブルックリン・クルーズ・ターミナルが完成、クイーンメリー2も伝統のマンハッタン客船ターミナルからブルックリン発着へ変更されました。(現在もマンハッタン使用の場合あり) 新しいブルックリンの埠頭は丁度自由の女神の対面に位置するので、離岸するとすでに自由の女神をパスしてしまっています。従ってこの写真にようにニューヨーク出港の際にクイーンメリー2が自由の女神をパスする場面は見ることが出来なくなっています。また、この写真ではクイーンメリー2が自由の女神のすぐ前を進むように見えますが、この写真はブルックリン側から望遠レンズを用いて撮影してもので、実際にはクイーンメリー2と自由の女神との間には相当の距離があります
・ 雑感
客船と自由の女神というと、イタリア映画「海の上のピアニスト」を思い出します。この映画冒頭で客船の三等乗客が自由の女神を見つけ「america!」と叫ぶシーンは印象的です。ニューヨーク港の管理当局にすれば、入港客船の絶対量が減ったこととハドソン川の莫大な浚渫費用節減のため止むを得ないこととは思いますが、このように出入港に際して客船が自由の女神をパスするシーンは無くなり、少々残念に感じています。現在のニューヨーク発着埠頭は自由の女神のほぼ正面、ブルツクリンクルーズ埠頭です (T.O.)
【Maritime Gallery Ocean-Note】
● ジクレーアートプリント・客船 LL/Photo Ocean Liner INDEX
※写真画像をクリックしていただくと詳細ページへ移動します
納入事例
客船ポスター四方海話
船と港のエッセイ 1
船と港のエッセイ 2
【Maritime Gallery Ocean-Note】